ブログNo.85 第5波収束、第6波は?

2021.10.23

現在新型コロナウイルスの感染状況が、2021年に入ってからでは、最も落ち着いているように思います。

 

果たして今後はどうなるのでしょうか?

 

第5波が夏ころに急拡大した原因はデルタ株であると専門家も説明していてそれに異論はありませんが、逆になぜ第5波が急激に減ったのかは解明されていません。

 

よく聞かれるのですが、正直自分自身も良くわかりません。

 

ワクチン接種率の急激な上昇、人流移動が減ったこと、2ヶ月おきに波の頂点と凪を繰り返す周期説 など諸説ありますがはっきりしたことはわかっていません。

 

ただ、解明されていない以上、第6波は来るものとして対応するべきだろうと思います。

(結果来なければそれはそれでよかったということになります)

 

2ヶ月で波の頂点と凪が交互にくる法則からすると、そろそろまた増え始めるはずですが

今回かなり収束している関係でピークが少し後ろにずれる可能性はあります。

当初は11月頃からと思っていましたが、12月頃から増え始めて1月頃がピークでしょうか。

 

ただ第6波はワクチン普及率の関係からすると第5波ほど甚大なことにはならないのではないかと思っています。

近いうちに内服薬も出るはずです。だいぶ武器を手にして戦えるようになりました。

 

もはや通常のインフルエンザに近いくらいのリスクまで減ってきたと言えます。

 

3回目のワクチン接種が本当に必要なのかどうかの問題もありますが、医療従事者は年明けに予定されているようです。

 

いろんな方面からコロナ対策がなされてきており、第6波を乗り越えた後こそは、社会的に収束に向かうのではないかと思います(期待も込めて)

 
         医療法人 紫苑会 藤井病院|宮阪 英 副理事長
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